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○県立高校教育力向上推進事業

〇県立高校教育力向上推進事業Ver.U(平成25〜27年度)
 平成25年4月より県立高校教育力向上推進事業Ver.Uにおける「福祉教育」の教育実践校として指定を受け、新たに3年間「福祉教育」の研究推進にあたることとなりました。 これまでの3年間の成果を活かして研究に取り組み、その成果を県全体に発信していければと考えております。その中で、今年度の取り組み内容をいくつかご紹介いたします。

≪平成26年11月7日≫
 3年生対象の「現代医療」の授業にて、「インクルーシブデザインワークショップ」を実施しました。 今回のワークショップは、神奈川県の教育力向上推進事業(福祉教育)の一環として、NPO法人コラブル(http://collable.org/)の協力を得て行ったものです。
 ワークショップでは、まず、「誰もが使いやすい絆創膏のデザインを考える」をテーマに、バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方と、インクルーシブデザインの考え方の違いについて学びました。
 その上で、実際に視覚障がいを持つ方に「絆創膏を使う際にどのようなところが不便だと感じているのか?」ということについてインタビューし、その意見を参考に、グループごとに絆創膏のデザインに取り組みました。
 最初は戸惑いもあったようですが、徐々に活発な意見交換が行われ、より使いやすい絆創膏のデザインを考えることが出来ました。
 この授業をきっかけに、身近なところから誰もが暮らしやすい社会にするためには、どのようなことが出来るのか、考えてもらえたらと願っています。

講師との話し合い
講師の方を中心に絆創膏を使う際に不便なところについて話し合っています。
生徒の作品
生徒の作ったふせん型絆創膏です。


≪平成25年11月≫
 「福祉教育」教育実践校として、本校で公開授業・研究協議会を行いました。 公開授業では3年必修科目「現代社会」において、県保健福祉局作成のリーフレットを用いて「福祉・介護にふれる」というテーマで実施しました。 「現代社会」という科目では介護や福祉の内容についてあまり踏み込んでいないのですが、 今回の授業を通して生徒たちが介護や福祉について考える良いきっかけになり、本校が学校目標の1つに掲げる福祉マインドの育成になったと思います。 その後の研究協議会において、この事業を通して生徒にどのような力をつけさせたいのか、福祉に貢献する人材育成にどのようにつなげるのかを検証して欲しいとの助言を頂きました。 今後研究を進め、同一テーマ校との連携や、ホームページへの掲載などを通して、研究の成果や情報の発信をしていきたいと思います。

≪平成25年10月≫
 高大連携充実の一環として、今年度も県立保健福祉大学の峯尾武巳先生をお招きして「みんなの老後―認知症の理解と介護の役割」というテーマで授業を行っていただきました。 “認知症”と“もの忘れ”の違いから、認知症についての理解や、認知症の人と接するときの心構えなどについてお話していただきました。 時にユーモアを交えて、“老い”ということについてわかりやすく提起していただき、生徒たちもただ話を聞くのではなく、考えながら参加することができました。

みんなの老後1

みんなの老後2


 今後も学校内での活動はもちろんのこと、外部講師の方々の協力を仰ぎつつ、より最新の福祉やコミュニケーションに関する情報を収集し、その成果を活用すべく努力してまいります。


〇県立高校教育力向上推進事業(平成22〜23年度)
 平成25年3月に3年間に渡る研究内容を「神奈川県立高校教育力向上推進事業研究記録」としてまとめました。 この事業を推進する中で、学校内外で生徒たちは様々な境遇の人びとに接し、健康福祉分野の関わりを持つことの喜びと難しさを体感し成長しており、教育力向上事業の成果が顕著に表れていると感じました。 今後もさらにコース改善プログラムの実践、コースを支える職員体制作り、外部との連携を図りながら福祉教育を推進していきたいと考えております。